音楽素人が綴る音楽ブログ。

音楽の専門知識ゼロの男が音楽を評論するブログです。

トップ > アルバムレビュー > あいみょん 2ndフルアルバム『瞬間的シックスセンス』レビュー

あいみょん 2ndフルアルバム『瞬間的シックスセンス』レビュー

アルバムレビュー
ryoです。
 
今回の記事では、今最も注目のシンガーソングライターあいみょんの最新アルバム『瞬間的シックスセンス』について書きます。
 

基本情報

　アルバム名　　瞬間的シックスセンス
アーティスト　　あいみょん
　　　発売日　　2019年2月13日
　　収録曲数　　12曲（シングル収録　3曲）
　　収録時間　　49分
 

収録曲

1.満月の夜なら　4thシングル
2.マリーゴールド　5thシングル
3.ら、のはなし　アニメ「あした世界が終わるとしても」挿入歌
4.二人だけの国
5.プレゼント　フジテレビ系「めざましどようび」テーマソング
6.ひかりもの
7.恋をしたから
8.夢追いベンガル
9.今夜このまま　6thシングル　
　　　　　　　　日本テレビ系水曜ドラマ」「獣になれない私たち」主題歌
10.あした世界が終わるとしても　アニメ「あした世界が終わるとしても」主題歌
11.GOOD NIGHT BABY
12.From 四階の角部屋
 

MV

2018年はあいみょんの年！？

2018年にリリースした3枚のシングル「満月の夜なら」「マリーゴールド」「今夜このまま」が収録されています。
 
「マリーゴールド」に関してはノンタイアップながらBillboard Japan Hot 100で週間3位になるほどの人気ぶりで、第69回紅白歌合戦には初登場を果たします。
 
あいみょんにとって2018年はまさに大躍進の年であり、そんな年にリリースしたシングルが全て収録されているアルバム『瞬間的シックスセンス』が売れないわけがない！
 

CDセールスでは王者の貫禄、ストリーミングでは女王の躍進

1stアルバム『青春のエキサイトメント』がBillboard Top Albums Salesにおいて最高23位にとどまる結果でしたが、今回の『瞬間的シックスセンス』で2位を取りました。
 
あれ1位ではないのか？と思いますが、実は同じ日にリリースされたONE OK ROCKの最新アルバム『Eye of the Storm』に首位を奪われてしまいました。
 
2月２5日付のBillboard JAPANの週間"Top Albums Sales"においてONE OK ROCKの『Eye of the Storm』は208,584枚で首位を獲得し、対してあいみょんは59,668枚で2位という結果となっています。キャリアの差が出やすいCD売上では3倍以上の差をつけられてしまいました。
 
しかし、ストリーミング配信だと話が変わってきます。
 
以下にBillboard JAPANの2019年2月25日付のStreaming SongsチャートのTop10を載せますね。
 
2位 あいみょん「今夜このまま」
3位 ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」
4位 ONE OK ROCK「Wasted Nights」
5位 あいみょん「君はロックを聴かない」
6位 あいみょん「愛を伝えたいだとか」
8位 あいみょん「満月の夜なら」
9位 あいみょん「ら、のはなし」
10位 MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」
 
Billboard JAPAN Streaming Songs (2月25日付)
 
1位から9位まであいみょんとONE OK ROCKで埋め尽くされています（笑）。
 
両者は国内ではストリーミング配信に強いアーティストですから当然と言えば当然な気がします。
 
話を元に戻しますが、ストリーミング配信に限るとあいみょんのほうが圧倒的に強いです。
 
チャートを遡ると、あいみょんは2018年11月12日付のランキングから現在までの
約4ヶ月間ずっと首位を取り続けています。
 
2018年12月31日付のランキングからは1,2位を独占しており、2月25日付のランキングでは「ら、のはなし」が初登場9位となり、10曲中6曲があいみょんという結果になりました。
 
アルバムリリース後はONE OK ROCKもランキングを伸ばしており、ここからどのようにチャートが変化していくのかが楽しみでなりません。
 
 

『瞬間的シックスセンス』感想

とてもバランスが良いですね。タイアップ曲が多く収録されているので1,2曲目にシングルを立て続けに聴かせて、タイアップ曲と初収録曲を絡めながら中だるみせず最後まで聴かせる構成ができていると思います。
 
一曲あたりの平均時間が4:04という時間も非常に好感が持てます。アルバム通して5分を超えている曲は2曲目のマリーゴールドと11曲目のGOOD NIGHT BABYのみで、ライトリスナーにとってもアルバムを通して聴きやすくなっています。
 
やっぱりアルバムを通して聴くとなると最後まで集中するのは大変ですからね。私も65分以上になるとちょっと構えてしまいます（笑）。
6曲目の「ひかりもの」ですが、どバラードなのに3分台です。今の時代の音楽は「軽く」聴くものという認識が強まっていますから、一曲あたり短くまとめているあいみょんの曲は時代にあっているのかもしれませんね。
 

ryoのお気に入り曲Top3（アルバム初収録限定）

1位「夢追いベンガル」(8曲目）

あいみょんらしさがある歌詞と爽快感あるサウンドがたまりませんね。
 
煩悩を捨てて生きても貧乏くじを引いてしまう。
 
でもがむしゃらにしか生きていけないから何事もその時考えればいいじゃんという不器用ながら一生懸命に楽観的に生きていこうとするメッセージが込められていますね。
 
女性ボーカルバンドならカバーしたいって思いそうです。ベンガルとは猫の品種なんですね。
猫を飼ってないとそんなことも知らないんですよね（笑）。
 

2位「GOOD NIGHT BABY」(11曲目）

正直1,2位は同率といってもいいほどです（笑）。サビの感じは「GOOD NIGHT BABY」が好きですね。
 

3位「ら、のはなし」（3曲目）

色々な臭いセリフを言ったはいいけど、こんなセリフを好きな人に言える人っていると思う？という疑問を投げかけてる歌です。
 
可愛らしい曲ですね。慌てて「もしもの話だよ！」みたいに付け足してる人を想像しますね。男だとただの気持ち悪いやつですが。
 

参考記事