BTSがチャート急上昇！！2019/4/29付（82週目）ストリーミングチャート

ryoです。

 

最新のストリーミングチャート（Billboard JAPAN Streaming Songs Chart）について解説します。

「マリーゴールド」16週連続首位で再生回数好転

 あいみょんの「マリーゴールド」が首位を獲得し、当週で16週連続となりました。

 

 メディア露出が多かったためか、「マリーゴールド」は3,436743回→3,606,929回と4週ぶりに360万再生を超え、チャートインした15曲のうち10曲が前週よりチャートを上昇（恋をしたからはチャート返り咲き）させています。

 

 BTS(防弾少年団)の各楽曲がチャート急上昇 

BTSの「Boy With Luv(feat. Halsey)」が10位→2位まで上昇し、再生回数も1,104,197回→2,608,039回と2倍以上になっています。

 

前週は集計期間3日で100万回という驚異的な伸びを果たし、もしや首位獲得もあり得るのではないかと思いましたが、2位でストップという結果になりました。

 

BTSの他の楽曲も20-30以上の順位上昇を果たしていますが、BTSの楽曲はリリースの2週間後あたりから降下の一途をたどる傾向にあります。

 

そのため、次週で首位を獲得する可能性は低いと思います。

 

映画主題歌がTop10以内に3曲

映画クレヨンしんちゃんの主題歌であるあいみょんの「ハルノヒ」が4位→3位、映画コナンの主題歌であるHIROOMI TOSAKAの「BLUE SAPPHIRE」が15位→8位、映画キングダムの主題歌であるONE OK ROCKの「Wasted Nights」が14位→10位にそれぞれチャートを伸ばしています。

 

「Wasted Nights」は2019/3/11付チャートから7週ぶりに10位以内に返り咲きを果たしました。

 

映画主題歌は長期間チャート上位を維持することが多いため、上3曲の今後のチャート動向に期待です。

 

チャート上昇楽曲が多数

今回紹介した楽曲以外にも、アヴィーチーの楽曲「SOS」が 35位→12位にジャンプアップ、ヨルシカの「だから僕は音楽を辞めた」が39位→16位となっており、20位以内の楽曲のうち11曲がチャート上昇し、11曲中6曲が前週初登場した楽曲です。

 

前週からチャートが軟化傾向にシフトしていることがよく現れている結果と言えます。

 

初登場楽曲は振るわず

前週の初登場楽曲が15曲でそのうち11曲がチャートを伸ばす好成績を残している反面、当週は5曲と振るわぬ結果となりました。

 

当週の初登場最高位楽曲は乃木坂46の「ありがちな恋愛」で18位となりました。

 

乃木坂46のニューアルバム『今が思い出になるまで』の1曲目に収録されている楽曲で、アルバムリリースが影響し、当週で乃木坂46の「シンクロニシティ」が1週ぶりに返り咲きを果たしました。

 

しかし、ニューアルバムリリースであるにも関わらず、乃木坂46のチャートイン楽曲数はわずか3曲という芳しくない結果と言わざるを得ません。

 

欅坂46の「サイレントマジョリティー」が初圏外落ち

前週まで全てのチャートに登場していた欅坂46のファーストシングル「サイレントマジョリティー」が当週で初めて圏外落ちになりました。

 

これで全82週チャートインしている楽曲は6曲→5曲となり、「サイレントマジョリティー」はMONGOL800の「小さな恋のうた」とタイ順位となりました。

 

残すは46位の「黒い羊」だけとなってしまい、欅坂46は若干の落ち目かなと思います。

 

5月に3DAYSのライブがあるのでそこで持ち直すかどうかが期待です。